京都国際映画祭のオープニングは、世界遺産の「西本願寺」で開催。
国宝「唐門」前で囲み取材を実施、大玄関門からレッドカーペットを歩行し、SDGsをPRました。
オープニングパーティー
京都ホテルオークラでオープニングパーティーが行われ、国連広報センター根本所長、ジェフリー・ブレズ国連広報局アウトリーチ部NGOから、SDGsをPRしていただきました。
■国連広報センター根本所長
先ほど文枝師匠も八方師匠も『SDGsは初めて聞いた』とおっしゃっていました。
『おもしろそうだな、私にも関係あるな』と思っていただきたくて、1年前に吉本興業に『笑いの力で国連の敷居を下げていただきたい』と協力をお願いしたところ、明日10月13日に祇園花月にて『SDGs花月』という、映画も笑いも新喜劇ももりこんだ豪華なプログラムをご用意していただいています。エンターテインメントビジネスを上げて応援してくださっているのは日本が初めてです。
■ジェフリー・ブレズ国連広報局アウトリーチ部NGO
エンターテインメントビジネスを上げてSDGsを応援してくださっている、国連もその価値がわかっていますから、国連にぜひ来ていただいて、案内します。SDGsを一緒に語りましょう。
SDGs花月~映画もお笑いも新喜劇もぜんぶ~
第一部では「『ワレワレハワラワレタイ ウケたら、うれしい。それだけや。』西川きよし/博多華丸・大吉/山口智充/渡辺直美 編」を上映、第2部では「SDGs‐1グランプリ&SDGs吉本新喜劇」を実施しました。
第一部:「ワレワレハワラワレタイ ウケたら、うれしい。それだけや。 西川きよし/博多華丸・大吉/山口智充/渡辺直美 編」上映
第一部の映画上映の舞台挨拶には木村祐一監督、西川きよし、ガレッジセール、NON STYLE、スーパーマラドーナが登壇。
第二部:SDGs-1グランプリ
第二部は『SDGs-1グランプリ』から開始です。人気芸人がSDGsの17の開発目標を盛り込んだネタを披露し、優勝者を決定するイベントが行われました。特別審査員に西川きよし、国連広報センター根本所長が登場。
「SDGsの17の開発目標」を3つ、ネタに盛り込み、披露するというルールでNON STYLEが優勝しました。
第二部:SDGs吉本新喜劇
最後は「SDGs吉本新喜劇」です。川畑泰史、すっちー、酒井藍の3座長が揃い踏みする豪華キャストで、SDGsの17の目標から「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさを守ろう」の2つをテーマに、スペシャルな新喜劇を上演しました。
既にストーリーに組み込んである2項目に加え、さらに3つの目標を観客に選んでもらい、アドリブでセリフに入れ込んでいくことを発表。しかも、誰に言わせるかも指示できるとのこと。さっそく客席から手が上がり、3番の「すべての人に健康と福祉を」を西川忠志に、5番の「ジェンダー平等を実現しよう」をすっちーに、10番の「人や国の不平等をなくそう」を吉田裕に言ってもらうことが決定しました。各演者が持ちネタをうまくアレンジしながら見事に課題をクリアしていき、会場は笑いの渦に巻き込まれて行きながら、閉幕へ。
カーテンコールでは、国連広報センター根本所長も登壇し「堅い話もすごく面白くなり、劇場が揺れていた。SDGsをここまでいじくってもらったのは世界で初めて。これからも、笑いの輪で広げていってください」と期待を寄せていただきました。
囲み会見より
西川きよしより「我々、お笑いの人間を入り口にしてSDGsが広く理解していただけるようになれば本当に意義があるなと思います。これからもどこかでお仕事をするときにSDGsを忘れないようにしてほしいと思います」とコメントしました。
SDGs紹介映像 未来人からのメッセージ動画
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SDGsの取り組みを楽しく紹介するオリジナルのライトアニメーション映像。
4月に開催された「島ぜんぶでおーきな祭」のポスタービジュアルに登場するキャラクター達を起用し、よしもと芸人がアフレコをつとめています。
「京都国際映画祭2017」期間中にも、各イベント会場などで放映し、楽しく自然にSDGsの取り組みを皆さまにPRしました。
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そうだ!どんどん がんばろう!スタンプラリー
「そうだ!どんどん がんばろう!スタンプラリー」はSDGsを遊びながら学べる参加型のイベント企画を実施。
たくさんの子供たちに、より親しみを持ってもらえるよう、「SDGs」の17の目標を自分たちの身近なことに置き換え、タレントのスタンプを集めながら、ゲーム感覚「SDGs」に触れる機会を楽しんでもらいます。スタンプを全部を集めたら、抽選くじに参加できます。
期間中、子供たちやご家族連れなど、約2,000人の方にご参加いただきました。