「SDGsウォーク2018」は、誰もが手軽に参加できるウォーキングイベントを通じて、SDGsの17のゴールから自分の目標を選びながら、よしもと所属芸人やスポーツ選手とともにウォーキングを楽しむイベントです。
参加者数は2㎞コースが314人、10㎞コースが202人、関係者を含め、約600人ほどになりました。
コースは2kmと10kmの2種類。それぞれコースの中に4つのSDGsポイントを設置、ポイント1~3にあるSDGsの各々の目標が書かれた缶バッジの中から参加者自身が関心の深いテーマを一つセレクト。事前に配られたトートバッグにつけていき、ゴールでよしもとロゴマークのバッジを受け取り、それぞれのSDGsオリジナルトートバッグが完成するという仕組みです。
2018.08.04
開会式では、MCである次長課長・河本準一と椿鬼奴が登場。
最初にステージに上がったのは、北海道総合政策部長の小野塚修一さん。
8月8日が「道民笑いの日」に制定されており、SDGsに取り組むことにより、北海道の次の時代を切り開くきっかけにしたいと述べられました。
次は札幌市副市長の吉岡亨さん。「昨日より気温を6℃下げて、みんなが歩きやすいようにしておきました」と笑いをとりながら札幌市は環境問題に取り組んでいることを話されていました。
最後は国連広報センター所長の根本かおるさんが登場。
昨年春からよしもとと連携し、SDGsの広報をしていること、酷暑、台風、魚がとれないなど地球がおかしくなってきていること、洪水リスクが21世紀のおわりには今の約4倍になるだろうと話されました。
SDGs未来都市というかたちで、全国からSDGsに積極的に取り組んでいる自治体を国が選定している中、北海道は、北海道と札幌市、ニセコ町、下川町と4つの自治体が選ばれており、全国の都道府県の中でも最多であることを紹介しました。
SDGsウォークに参加したのは、北海道出身のアップダウン、吉本新喜劇すっちー、信濃岳夫、佐藤太一郎、品川庄司・庄司智晴、パンサー、和牛です。
また、アスリートでは、北海道出身でオリンピックに5回出場した岡崎朋美をはじめ、カズ山本(野球)、星野伸之(野球)、斎藤隆(野球)、門倉健(野球)、近藤岳登(サッカー)、石橋貴俊(バスケットボール)、田中光(体操)、河口正史(アメリカンフットボール) 木村真野・紗野(シンクロナイズドスイミング)、中西悠子(水泳)と、スポーツ各界を代表する錚々たるメンバーが参加しました。
アスリートを代表して岡崎朋美が「みんなで2キロ、10キロを歩いて、元気に戻ってきましょう!」と挨拶し、芸人、アスリート、参加者みんなで準備体操。
ステージ上で田中光がさすが元体操選手という体のキレでラジオ体操のお手本を見せました。
この後、ウォーキングがスタート!
10kmコースはアスリートが、2kmコースは芸人が伴歩。
10kmコースの参加者からアスリートを先頭に、芸人たちとハイタッチを交わしながらスタート。
芸人たちも参加者に声をかけながら、送り出しました。
2kmコースは会場である中島公園内を一周するコース。
缶バッジを選ぶSDGsポイントでは、それぞれが自分の目標をどれにしようか真剣に考えている姿もあり、楽しそうに選んだバッジをトートバックにつけながらゴールを目指していきました。
ゴールでは司会をつとめる椿鬼奴が参加者を迎え入れました。
先頭グループがゴールすると 伴歩していた次長課長・河本は「歩きやすい気候で、子どもたちと一緒に歩けたのが良かった」と当日の気候の過ごしやすさを話し、続いてゴールした北海道出身の元プロ野球選手・星野伸之は、「アスリートでひとりだけ2kmコースですみません。歩くことで健康になります。健康が一番」と話し、会場の笑いを誘いました。
お天気にもめぐまれ、風が気持ちよく、全員が事故なく無事にゴールしイベントは終了となりました。
最後になりますが、このイベントの参加費の一部は、NPO法人国連WFP協会を通じ、途上国の子どもたちへの給食支援の取り組みに役立てていただきます。